ノーメンテのホムセン仕様が修理にやってきました。スタータ不良で始動しないそうです。
新品で購入してから、一度もメンテしたことが無いとか。
先ずはピストン確認、問題なし。作業を進めてからエンジンが焼付いていてガックシは避けたいので重要な点検項目です。
スタータのスプリングハウジングが、スプリング保持不能まで変形していました。プラの素材不良です、ホムセン機はこれだから使えません。
運良く手持ちジャンクのパーツが適合。
洗浄後、グリスを充填してセット。
ロープを新品に交換してカバーを取付け。
スタータ修復完了、キャブ分解洗浄後始動確認、エンジンは良好。
刃は全部ボーロボロのボロ。斬鉄剣並みと思って地球を斬ったのかも。
4.8mmのヤスリで約20回、4.0mmで10回研磨。
反対側も同じように刃先から、5度ほど鈍角に研磨。
なんとか使えるけどソーチェンはほぼ限界。(91VS-52、14インチ)
外装を洗浄して完了。
チェンソーは使ったらメンテが鉄則、プロ機でもノーメンテで使い倒したら数回でジャンク行き確定です。
特に目立ては重要『チェンソーと芸能人は刃が命』