ms273747の日記

チェンソー等修理の記録

最悪の辰年

元旦の能登半島地震。正月気分もいっぺんに吹き飛びました。被災した方々には心からお見舞い申し上げます。

そこへ羽田空港で旅客機炎上のニュースが飛び込んで来ました。

羽田のC滑走路で海上保安庁の「みずなぎ1号」が離陸準備中にJAL機が着陸してきて、衝突した形になった? 管制ミスか、どちらかの無線聞き間違えか。

JAL機の乗客・乗員は助かったようですが、なぜこんな事が・・・最悪の辰年スタートになってしまったようです。

JALエアバスA350

MA722「みずなぎ1号」

乗員5名が殉職されたそうです、心からお悔み申し上げます。

事故の海保機 能登半島地震の被災地に物資届ける途中(日テレNEWS NNN) - Yahoo!ニュース

ATCの交信がYoutube等で聞けます。全部拾えていないでしょうが、JAL機に着陸許可が出て、海保機はC-5で待機指示だったのに、海保機が滑走路に冒進してしまったようです。

海保機は事故50秒前に滑走路上でJAL機と同じ方向を向いてしまっており、JAL機からは海保機の後ろ姿を見ることになるので、夜間ではほとんど視認できず、避けようがないと思います。

それにしても、人間どうしの通信や視認だけに頼らずに、滑走路上の障害物検知とか今の時代ならもう少しテクノロジーを使った事故予防策をとれないものかと思います。

今回の不幸中の幸いは、衝突後もJAL機が滑走路上を直進できたこと、衝突時に前脚が折れてくれたことで停止距離が短くなったこと、さらに前方扉からのシューター脱出で地上に近くなって骨折等のケガがほとんど出なかったこと、客室内への延焼まで時間があったことなどがあるかと思います。

 

確かに、JAL機に対する「Clear to Land」(着陸してよし)の送信はよく聞き取れるが、海保機に対する交信は聞き取りにくい、との話は出ていますね。

 が、聞き取れた人もいて、海保機への事故2分前の指示は「JA722A No.1 Taxi to Holding point C-1」だそうで、もしその後本当に海保機への離陸許可が出ていなかったとすると、海保機側に何らかの聞き違いの可能性が出てくることになります。