242xpをご指名でした。
ガイドバー:ハスク新型15インチ、ソーチェン:21BPX-64。
前面摩耗極少、使用頻度は少ないと思います。
Fハンドル、シュラウド等も問題なし。
キャブ・フィルタ等も状態良好。
1993年製ですがエンジン絶好調。理由は不明ですが機種指定が多くなりました。
242xpをご指名でした。
ガイドバー:ハスク新型15インチ、ソーチェン:21BPX-64。
前面摩耗極少、使用頻度は少ないと思います。
Fハンドル、シュラウド等も問題なし。
キャブ・フィルタ等も状態良好。
1993年製ですがエンジン絶好調。理由は不明ですが機種指定が多くなりました。
小春日和になったので庭先で稼動確認。
始動性・高速運転・アイドリング・オイル吐出・ソーチェンの状態チェック。254xpスタンバイOK。
ハスク254主要諸元
排 気 量:54cc
本体重量:5.4kg
燃 料 タンク:600cc
オイルタンク:300cc
金バッジのハスク254SE、圧縮が強烈で始動に難儀するので物置の肥やしになっていました。
酷使された形跡は全くないので、全体的に状態良好。
デコンプ付きの254XPシリンダへ換装します。
シリンダ内部無傷。
カールシュミットのピストン良好。
試運転、始動性・高速・アイドリング良好。
デコンプが干渉するのでシュラウド加工。
使いやすくなったので今後出番が増えるかもです。
1990年製ですが状態極めて良好、圧縮が強烈過ぎて使えなかった可能性もあります。
キャブ&マフラー取付け。
スタータをセット。
プレフィルタ洗浄。
底部洗浄、ハンドル固定孔確認。
ハスク新型の15インチバーを装着。
試運転問題無し。
状態の良いシリ・ピスを入手、メタルクリーンで洗浄。
シリンダ無傷、良好。
ピストンも無傷、80点くらいかも。
クランク室内を混合燃料で洗浄&シール確認。
ビックエンドニードルへスーパーゾイルを注油。
ピストン取付け。
ピストンデバイスを利用してシリンダセット。
シリンダボルトを締め付けていたら、254XPリム交換の飛び込み修理が入ったので本日はここまでとします。
昨年譲渡したハスク42が御不動様でご帰還。
使用中にマフラーから煙が出てきてエンジンストップ。再始動が出来なくなったとか。持ち主立会いだったのでシリンダを外して説明。
ピストン排気側完全にアウト。
何故か吸気側にも傷。
シリンダも全面に深い傷、どうやら古い混合燃料か生ガソリンを使ってしまったようです。
クランクケースは問題無し。
外装は良好なのでエンジンを入手して再生予定。
一般的にチェンソーのエンジン焼き付きは、ピストンの排気側で発生します。強制空冷2ストエンジンなので過熱には極めて脆弱です。チンチンに過熱したマフラーの熱が起因になるようです。
ピストンの吸気側焼き付きは、古い粗悪燃料や生ガソリンが原因になります。
https://ms27374757.hateblo.jp/entry/46562738
使用中にエンジン音が突然大きくなったと持ち込んできました。
マフラー固定ボルトが一本脱落して行方不明なので、予備を入れて簡単終了と思ったがボルト取付け不能。
マフラーを外して確認したらシリンダ内でボルトが折れ込んでいました。こいつの除去は少々厄介です。
ポンチの先端を鋭角に研磨して、折れボルトへドリルポイントを造ろうとしたら僅かに動いた気配。ポンチを斜めに当ててコツコツ叩いたら、ボルトが緩んで出てきました。
幸運な事にボルトが入口付近で折損していました。シリンダのマフラーネジ山も無傷でした。
ボルト修復が簡単に終わったのでフライホイルと点火コイル洗浄。
オマケの洗浄終了。実はこの間にエンジンブロワの飛び込み修理がありました。
始動確認、問題無し。
ハスクエンジンブロワ125B、キャブ分解洗浄。
先月アップした246xpが機種指定で『ご参拝』されました。
https://ms273747.hatenablog.com/entry/20201021/1603274243
Gヒーターが効かないので配線を点検したら、下側の見えない端子で断線していました。
適合するO型端子が無かったのでU型で代用。
Gヒーター前後良好。
246XPGになりました。
希望により17インチの21BP-68をセット。
246に17インチは少し長過ぎかもです。
現場へ投入する機会も無く旅立ってしまいました。キチンと整備された42と246は、信頼性が高く始動が簡単なので人気があります。
絶滅危惧種の2サイクルエンジンだからこそ、積極的に使いたいスーパーゾイル。
「絶滅危惧種」と呼ばれるようになって久しい2サイクルエンジンは、直前までの調子の良さから一転、いきなりエンジンがロックしてストップしてしまうことが希にある。
整備が行き届いた絶好調エンジンなら、全開で使い続けても、そうは簡単に壊れないものだ。しかし「壊れない」のと「コンディションを悪化させている」のは別次元のお話で、やっぱり過酷な使い方を繰り返すことで、それ相応にエンジン寿命は短くなってくる。事実、酷使を繰り返したことで「エンジンの圧縮が低下し、始動が困難になってしまった。」とのお話は、決して珍しいことではない。
スーパーゾイルは金属が擦れることで発生する摩擦熱に反応し、金属表面に化合物を形成する。それが摩擦抵抗低減に大きく寄与する。まさにそれがゾイル成分によって起る金属表面の改質再生メカニズムである。
例えば、クランクシャフトやコンロッドにはベアリングが使われているが、ベアリングの鉄球や軸の表面にゾイル効果が現れると、回転抵抗が減り静音傾向を得られるようになる。ピストンとシリンダが擦れ合うことでも摩擦熱が発生するが、そこでも摩擦抵抗を低減することができる。
事実、2サイクルオイルだけで使っていたチェンソーの燃料に、スーパーゾイルを混ぜると、アイドリング回転数が上がるという現象がある。つまり金属表面に発生する改質効果によってフリクションロスが低減し、よりスムーズなエンジン回転を得られたのだと考えられる。
スーパーゾイルは2サイクルエンジンの様々な箇所でその効果を期待できるのがご理解頂けるだろうか? 特に、夏場は過熱しやすい時期でもあり、油膜切れによる焼き付きや抱き付きも多く報告される。転ばぬ先の杖としても高く評価されているのがスーパーゾイルだ。
最新の排ガス対策済み2サイクルエンジンは、希薄燃焼方式を採用しているので過熱には極めて脆弱である。
2サイクル用スーパーゾイルを活用し、気軽にチェンソーライフを楽しみたいものです。
下記のバイク記事からチェンソー用に加筆転用させて戴きました。スーパーゾイルを使用しても使い方次第でエンジン焼き付きは発生します。
https://www.bikebros.co.jp/vb/feat/superzoil_mainte08/