先月アップした246xpが機種指定で『ご参拝』されました。
https://ms273747.hatenablog.com/entry/20201021/1603274243
Gヒーターが効かないので配線を点検したら、下側の見えない端子で断線していました。
適合するO型端子が無かったのでU型で代用。
Gヒーター前後良好。
246XPGになりました。
希望により17インチの21BP-68をセット。
246に17インチは少し長過ぎかもです。
現場へ投入する機会も無く旅立ってしまいました。キチンと整備された42と246は、信頼性が高く始動が簡単なので人気があります。
絶滅危惧種の2サイクルエンジンだからこそ、積極的に使いたいスーパーゾイル。
「絶滅危惧種」と呼ばれるようになって久しい2サイクルエンジンは、直前までの調子の良さから一転、いきなりエンジンがロックしてストップしてしまうことが希にある。
整備が行き届いた絶好調エンジンなら、全開で使い続けても、そうは簡単に壊れないものだ。しかし「壊れない」のと「コンディションを悪化させている」のは別次元のお話で、やっぱり過酷な使い方を繰り返すことで、それ相応にエンジン寿命は短くなってくる。事実、酷使を繰り返したことで「エンジンの圧縮が低下し、始動が困難になってしまった。」とのお話は、決して珍しいことではない。
スーパーゾイルは金属が擦れることで発生する摩擦熱に反応し、金属表面に化合物を形成する。それが摩擦抵抗低減に大きく寄与する。まさにそれがゾイル成分によって起る金属表面の改質再生メカニズムである。
例えば、クランクシャフトやコンロッドにはベアリングが使われているが、ベアリングの鉄球や軸の表面にゾイル効果が現れると、回転抵抗が減り静音傾向を得られるようになる。ピストンとシリンダが擦れ合うことでも摩擦熱が発生するが、そこでも摩擦抵抗を低減することができる。
事実、2サイクルオイルだけで使っていたチェンソーの燃料に、スーパーゾイルを混ぜると、アイドリング回転数が上がるという現象がある。つまり金属表面に発生する改質効果によってフリクションロスが低減し、よりスムーズなエンジン回転を得られたのだと考えられる。
スーパーゾイルは2サイクルエンジンの様々な箇所でその効果を期待できるのがご理解頂けるだろうか? 特に、夏場は過熱しやすい時期でもあり、油膜切れによる焼き付きや抱き付きも多く報告される。転ばぬ先の杖としても高く評価されているのがスーパーゾイルだ。
最新の排ガス対策済み2サイクルエンジンは、希薄燃焼方式を採用しているので過熱には極めて脆弱である。
2サイクル用スーパーゾイルを活用し、気軽にチェンソーライフを楽しみたいものです。
下記のバイク記事からチェンソー用に加筆転用させて戴きました。スーパーゾイルを使用しても使い方次第でエンジン焼き付きは発生します。
https://www.bikebros.co.jp/vb/feat/superzoil_mainte08/